
やっほ〜、レイラだよ💖 かわいい絵柄で内臓にくる全1巻――阿部共実『ちーちゃんはちょっと足りない』今日はこれで感情えぐり体験しよ!
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【ちーちゃんはちょっと足りない】のあらすじ・概要

あらすじ
貧乏&幼さ全開の中2女子・ちーちゃんと、自己肯定感マイナス圏の幼なじみ・ナツ。
承認欲求、階級感覚、友情の依存性…10代の酸性雨が容赦なく降る。
読後は幸福ホルモン欠乏症&語りたさ過多で寝不足確実。
秋田書店『もっと!』(今は休刊)で2013–2014に連載。阿部共実の“日常系×学園”だけど中身は深め。実績ガチで、『このマンガがすごい!2015』オンナ編1位&第18回文化庁メディア芸術祭マンガ部門“新人賞”。
【ちーちゃんはちょっと足りない】の登場人物
- 主人公。お金も愛情も“ちょい足り”な環境で育った中2ガール。見た目はあどけなくて好みも言葉も子ども味が強く、欲しいものに一直線。善悪の物差しはまだ未完成で、悪気ゼロのまま境界線をつい跨いでしまうタイプ。
- ちーちゃんの同級生。見た目は温厚で“良心担当”っぽいけど、中身は自己肯定感ひくめで判断が他人寄り。成績も今ひとつ、友だち圏は狭め。家の事情もあって、ちーちゃんと境遇が近い。自分と彼女を「底辺」だと決めつけがちで、つい自分を低く置くクセあり。会話ではツッコミ役に回るけど、回転が追いつかず、場の痛さを増幅しちゃうときがある。
- ちーちゃん&ナツの同級生。口悪いけど芯まっすぐ、曲がったこと嫌い。からかいムーブ多めなのに、いざとなると正義感で真正面からぶつかるタイプ。人あたりは不器用で、たまにクラスと衝突。お家はわりと余裕あり、頭もいいし彼氏もいる——いわゆる“足りてる側”。
【ちーちゃんはちょっと足りない】の見どころ

- 絵柄⇆内容のギャップやばい
- 真面目系クズの解像度が高い
- 「足りない」とは何かを考えさせられる
絵柄⇆内容のギャップやばい
表紙はふわふわ、でも中身はドロ重。お人形だっこな可愛い絵なのに、話は胃に来るタイプ。いわゆる“まどマギ系ギャップ”。とはいえ血みどろホラーじゃない。起きるのは日常圏の出来事ばかり――だからこそ刺さる。テーマは人間関係と他者への劣等感。中学生の揺れる時期にそれをぶつけてくるから、読んでて心がキュッとなる。コツはね、ちょい舐めて入ること。「この絵でそんなに?」くらいの温度で開くと、絵柄との落差がブワッと美味しい!
真面目系クズの解像度が高い
小林ナツ。ぱっと見は“良心担当”、でも中身は真面目系クズの教科書。
成績よわ、要領よわ、顔色うかがい多め。空気読めないのにビビり、いざというと保身フル稼働。受け身で、承認ほしがりで、自分がいちばん可愛い。
読む側の反応は二極化――「こいつクズ…」か「わかる、胸が痛い」。でも結局みんな同じ結論に着地する。いるいる、こういうヤツ。 それが他人か、自分の中の一部かの違いだけ。
ちーちゃん(主人公)との対比
ちーちゃん=外向きエネルギー満タンの元気っ子。
ナツ=表はニコ、内側ドロドロ。独白モリモリで、ほぼナツの心の声だけが流れ続ける仕様。だから視線は良くも悪くもナツに集中、体感ほぼ“第二の主人公”。
主人公タイプで言うと、ちーちゃんは憧れ型(圧のあるバイタリティ)、ナツは共感型(弱さのリアル)。タイトルはちーちゃん寄りでも、読後の手触りはダブル主人公って感じ!
「足りない」とは何かを考えさせられる
ナツは口ぐせみたいに「足りない」を連呼。夢とか自己実現みたいなフワ話じゃなくて、お金や彼氏みたいな“具体”を欲しがる。その根っこはだいたい比較。優等生や家の格差を見ては心が削られていく。
対してちーちゃんは、外向きは天真爛漫。カースト上位とかハイスペ彼氏とか、興味ゼロっぽく見える。比べなくても幸せになれそうな子――なんだけど、事件を境に**「ちー(自分)にはなにもないんで!」と泣きながら吐き出す。結局、彼女も比較の檻から逃げ切れない。
舞台が中学なのもデカい。バイトもサークルもなくて逃げ場ナシの狭い世界**。しかも2人とも帰宅部で外部の空気に触れづらい。閉じた教室で“足りない”はどんどん増幅する。
【ちーちゃんはちょっと足りない】のまとめ
かわいい表紙で油断させといて、中身は人間関係のドロと劣等感でグサッ。ちーちゃん=“足りない”を燃料に突っ走る子、ナツ=“真面目系クズ”代表、旭=“足りてる側”の直球女子。視点はナツに寄りがちで、実質ダブル主人公。比べず生きたいのに、教室という狭い箱で比較が増幅されていく残酷さが刺さる。
読み方のコツは“舐めて入る”。軽い気持ちで開くほど絵柄との落差が爆発して、お腹にズン。全1巻・8話でタイパ良、でも後味はしっかり重い。そういう痛みを、今日はあえて摂取しよ?
- 可愛いタッチと重い現実のギャップが強い
- 読み切り1巻・8話でタイパ良
- 『このマンガがすごい!2015』オンナ編1位+メディア芸術祭新人賞

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