
やっほ〜、レイラだよ💗 南部ロード×ブルーズ×悪魔契約!『俺と悪魔のブルーズ』語っちゃう!
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【俺と悪魔のブルーズ】のあらすじ・概要

悪魔と握手した夜、ブルーズが火を噴く
映画みたいな空気、ガチめのシリアス、ページの隙間から漂うタバコの匂い。
舞台は1920年代末、アメリカ南部。黒人青年RJが“悪魔との取引”でギターの才能を手に入れた瞬間、人生は静かに脱線する。そこからは血と音と差別と犯罪。音が鳴るたび、運命がきしむ。
ざっくりあらすじ
舞台は1920年代末のアメリカ南部。主人公のRJは黒人の若い農夫、夢はブルーズマン。差別の視線を浴びながらも夜ごとジューク・ジョイントに通い詰める。でも腕はまだ荒くて、仲間内でも笑われがち。
そんなRJの耳に入る“十字路の伝説”――真夜中にクロスロードでギターを鳴らし、悪魔と取引すれば才能が開くってやつ。彼は本当にやってしまう。
鳴った一音で世界が反転。指は走り、音は人を飲む。RJは一気に聴衆を沸かすブルーズマンへ。
けれど代償は残酷。妻とお腹の子を失い、手元に残ったのは灼けたギターと罪悪感だけ。すべてをなくしたRJは、南部の道をひとり放浪することになる――。
『俺と悪魔のブルーズ』は、平本アキラ(『アゴなしゲンとオレ物語』『監獄学園』)による本格サスペンス×ロードムービー。 『月刊アフタヌーン』で2004〜2008年に連載(その後一時再開を経て現在は休載)。ロバート・ジョンソンの“十字路伝説”を下敷きに、アメリカ南部の闇とブルーズを描く。既刊5巻/未完。
そもそもブルーズってなんなん?
ざっくり言うと、19世紀末〜20世紀はじめのアメリカ南部で、黒人コミュニティから生まれた歌のスタイル。
畑仕事の掛け声(フィールド・ハラー)や労働歌、ゴスペルがルーツ。バーや路地裏のジューク・ジョイントで、声+ギター中心に磨かれた。
ポイントだけ拾うね。
- 12小節進行が基本。シンプルだけど中毒性あり。
- ブルー・ノート(♭3、♭5、♭7)で“泣き”が生まれる。
- コール&レスポンスで観客と掛け合う。ライブで燃えるやつ。
歌う内容は“悲しみ”だけじゃない。恋、金、セックス、差別、怒り、祈り、全部まとめて吐き出す音楽。
だからこそ、黒人が抱えてきた現実と希望を同時に鳴らせる。生活の記録であり、抗いの手段。
『俺と悪魔のブルーズ』では、このブルーズが物語の心臓。
ジューク・ジョイントの熱、十字路の“契約”の伝説、差別と暴力の空気。RJのギターが鳴るたびに、その時代の痛みと快感が一緒に立ち上がる。音が物語を運ぶ、ってこういうこと。
【俺と悪魔のブルーズ】の登場人物
- 本作の主人公。黒人の若きブルーズマン。十字路で“悪魔と握手”して才能を開花。指が走るたびに歓声とトラブルが寄ってくる。
- 白人青年。口八丁で短気、でも頭は切れる。RJの才能を“使える”と見て相棒に。利用と友情、その真ん中で揺れるトラブルメーカー。
- 黒いスーツの紳士。助言も誘惑も同じ声色で落としてくる。RJの行き先を知っているようで、正体は…たぶんアレ。
【俺と悪魔のブルーズ】の見どころ

- 映画のようなストーリー展開
- 黒白のラインが痛いほどリアル
- クライド、主役食いの問題児
- 既刊5巻=濃縮パック(ただし未完)
映画のようなストーリー展開
平本アキラ=ギャグの人、の先入観いったん捨てて。『俺と悪魔のブルーズ』はギャグ封印でフルシリアス。硬質なスリラーの呼吸で、コマ割りはまんま映画のカット割り。沈黙の間まで演出になってて、ページが勝手にめくれる。
舞台はアメリカ南部。湿った空気、埃の舞う道路、ジューク・ジョイントのざわめき。画の密度と構図が洋画っぽい没入をつくるから、読んでるのに“観てる”感覚が強い。ロードムービーの手触りがずっと続く。
土台にあるのはロバート・ジョンソンの“クロスロード伝説”。「悪魔と取引してギターが開花」って導入を踏み台に、以降は完全オリジナル。伝説×クライム×人間ドラマが噛み合って、重いのに引きが強い。
黒白のラインが痛いほどリアル
テーマは人種差別。重い話を避けずに真正面から描く。
“正義”を語る側が平然と暴力に乗っかる歪み、リンチがイベント化する空気――南部の日常に埋まった価値観まで映すから、読んでて胃がきゅっとなる。でも目をそらせない。
さらに黒人のRJと白人のクライドがタッグ、ここが超おもしろい。
利用と友情、恐怖と打算が一台の車の中でせめぎ合う。二人が並んで歩くだけで周囲の温度が変わる感じ。エンタメとしても学びとしても効く描写!
クライド、主役食いの問題児
正直、いちばん場を回すのはクライド。RJより前に出る瞬間が多い。
ギャング志望の野心家、頭がキレて口も回る。人の懐に入るのが上手く、交渉も駆け引きも強い。
なのに超短気。コケにされるのは絶対許さない。常に火薬を抱えた男。
「落ち着けよ」と言いたくなる……けど、だからいい。
バカじゃない、むしろ鋭い。感情の振れ幅が物語を押し出し、場の温度を一気に上げる。
利用と友情のあいだで揺れる不安定さも含めて、出てくるだけでページが加速する。
既刊5巻=濃縮パック(ただし未完)
各巻は分厚め。でも今出てるのは全5巻。テンポ良いから休日に一気読みいける濃度!
…ただし未完。連載は2014年以降ストップ中で、再開アナウンスも今のところなし。
続きは祈るしかない――平本先生、もう一度このブルーズを鳴らして~!
【俺と悪魔のブルーズ】のまとめ
映画級の画力×南部の湿度ד十字路の悪魔”。
RJとクライドの危ういタッグが、音と血で道を切り開くロード・スリラー。
ブルーズが鳴るたび、物語が前へ。差別や暴力の重さも、読み味のキレで一気に飲み込ませる。
既刊5巻で濃い。けど未完。だからこそ余韻が長いし、続きを祈る手も止まらん。
映画っぽい没入感、短めで骨太、平本アキラのシリアスを浴びたい人にドンピシャ。
気になったら、今夜1巻。クロスロードへようこそ🌙
- 十字路で悪魔契約 × 南部ブルーズのロードスリラー
- 既刊5巻でサク読み(未完)――短いのに余韻バチバチ
- 平本アキラの映画級画力 × RJ&クライドの火花シンクロ

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